東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和7年12月5日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、
生活安全部長、警察学校長、匿名・流動型犯罪グループ対策本部対策監、
東京都警察情報通信部長、刑事部参事官、警務部参事官、人事第二課長、聴聞官、
犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)組織運営の全体最適の実現に向けた取組について

警視庁から、組織運営の全体最適の実現に向けた取組について報告があった。
委員から、留置施設の統合、遺失物業務の合理化を進める上での課題、都民・国民が交通行政に求めること、警備実施に必要な部隊の規模等について質問があったほか、「今回の取組の目的は、少子高齢化等に伴う警視庁を取り巻く情勢に対し、いかに業務を効率化して組織運営を図るかという点にある。警察署の負担軽減を図るため、各種業務の本部への集約、民間委託などについて、引き続き検討をお願いしたい。」旨の意見があった。

(2)再発防止策の推進状況について

警視庁から、国家賠償請求訴訟判決を受けた再発防止策の推進状況について報告があった。
委員から、公安捜査監督指導室の活動状況、ホットライン等について質問があったほか、「再発防止策推進の効果が本部捜査員のみならず、警察署捜査員にまで浸透してきている。公安部長をはじめとする幹部の強いリーダーシップにより、引き続き防止策の推進をお願いしたい。」旨の意見があった。  

(3)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞、運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(4)令和8年度警察官採用試験実施計画及び採用広報について

警視庁から、令和8年度警察官採用試験実施計画及び採用広報について報告があった。
委員から、合格者の辞退防止活動等について質問があったほか、「今は売り手市場と言われ、採用業務は大変厳しい情勢にある。継続的な電話連絡等により、不安感を払拭し、また、採用に向けた熱い思いを今後も合格者に伝えていただきたい。」旨の意見があった。

(5)住民監査請求について

警視庁から、住民監査請求の対応状況について報告があった。
委員から、住民監査の手続等について質問があった。

(6)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。

(7)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案2件について裁定した。

(8)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審議の上、3件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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