東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和7年10月10日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、
刑事部長、生活安全部長、警察学校長、匿名・流動型犯罪グループ対策本部対策監、
東京都警察情報通信部長、聴聞官、訟務課長、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)令和8年春における管理職ポストの設置に伴う組織整備について

警視庁から、令和8年春における管理職ポストの設置に伴う組織整備について報告があった。
委員から、警察署ポストの現状等について質問があったほか、「業務や組織のあり方については、警察力の全体最適化という観点から必要な見直しを勇気をもって進めていただきたい。」旨の意見があった。

(2)「東京レガシーハーフマラソン2025」に伴う総合対策の実施について 

警視庁から、「東京レガシーハーフマラソン2025」に伴う総合対策の実施について報告があった。
委員から、「先日開催された「東京2025世界陸上」のマラソンでは沿道にかなりの人出があったが、要所要所に制服警察官等が配置されて雑踏事故防止等に当たったことで大きな事故等もなかった。今回、世界陸上に続く大きなイベントではあるが、警備対策の万全をお願いしたい。」旨の意見があった。

(3)若年層の薬物情勢について

警視庁から、若年層の薬物情勢について報告があった。
委員から、薬物ごとの初犯率・再犯率等について質問があったほか、「若年層が検挙される割合の増加の背景には、合法・違法薬物の判断が難しいことやインターネット等を通じた薬物入手が容易になっていることなど多くの要因がある。今後も厳正な取締りはもとより、大学や企業等での薬物乱用防止に向けた講話等の広報啓発活動にも一層努めていただきたい。」旨の意見があった。

(4)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について裁定した。

(5)警察署協議会委員の改選について

警察署協議会委員の辞職に伴い、新たな委員を選考し、委嘱することを決定した。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)争訟事案について

争訟事案について報告があった。
行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。

(8)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審議の上、65件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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