東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和7年10月3日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、
刑事部長、生活安全部長、警察学校長、匿名・流動型犯罪グループ対策本部対策監、
東京都警察情報通信部長、警務部参事官、警護課長、公安総務課長、聴聞官、
犯罪被害者支援官、訟務課管理官 

3 議事の概要

(1)令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢について

警視庁から、令和7年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢について報告があった。
委員から、ランサムウェア被害からの復旧状況等について質問があったほか、「ランサムウェア被害に遭った企業等に対しては、引き続き迅速なサポートをお願いする。犯行手口が巧妙化する中、都内のインターネットバンキングに係る不正送金事犯の発生件数が減少している。これは、警視庁のこれまでの各種取組が奏功している証左であり、この取組を全国に発信していただきたい。」旨の意見があった。

(2)オウム真理教の現状等について

警視庁から、オウム真理教の現状等について報告があった。
委員から、信者数及び使用施設等について質問があったほか、「教団による30年前の一連の事案が二度と起きぬよう、引き続き対策を講じていただきたい。」旨の意見があった。

(3)歌舞伎町ホストクラブの女性客等を貸付対象とした出資法違反(超高金利受領)事件被疑者らの検挙について

警視庁から、歌舞伎町ホストクラブの女性客等を貸付対象とした出資法違反(超高金利受領)事件被疑者らの検挙について報告があった。
委員から、被疑者の関係性等について質問があったほか、「各種施策を講じてはいるが、歌舞伎町の環境浄化対策は道半ばと感じる。引き続き、あらゆる法令を駆使した違反取締り及び各種対策の推進をお願いしたい。」旨の意見があった。

(4)現場執行力の維持・向上に向けた施策の検討について

警視庁から、現場執行力の維持・向上に向けた施策の検討について報告があった。

(5)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞及び運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(6)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、大阪府公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。

(7)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案2件について裁定した。

(8)公安委員会に対する東京都情報公開条例に基づく開示請求について

公安委員会に対してなされた東京都情報公開条例に基づく開示請求について報告があり、決裁した。

(9)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。

(10)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審議の上、10件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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