令和7年6月27日(金) 午前10時00分~
瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)
警視総監、副総監、総務部長、警務部長、交通部長、警備部長、地域部長、刑事部長、
生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、
警務部参事官、公安部参事官、暴力団対策課長、聴聞官、駐車対策課長、警備第二課長、
少年育成課長、犯罪被害者支援官、総務部理事官(広報課)、訟務課管理官
警察法第43条の規定に基づき、東京都公安委員会委員長の互選を行い、瀨道明委員が委員長に選任された。また、東京都公安委員会運営規則第9条の規定に基づき、伊藤秀樹委員が委員長代理に指名された。
警視庁から、検証チームの活動状況等について報告があった。
委員から、「今回の検証は大変重要なものと受け止めている。検証に当たっては問題点を整理した上で、実効性のある再発防止策の策定に重点を置くことを求める。公安委員会は、都民・国民の代表という第三者機関的な位置付けにある。よって、警視庁に対し、検証の進捗状況や方向性等について適時適切な報告を求める。」旨の意見があった。
警視庁から、匿名・流動型犯罪グループ「アクセス」による職業安定法違反等事件の解決について報告があった。
委員から、「アクセス」の組織実態や暴力団との関係性等について質問があったほか、「あらゆる捜査手法を駆使して被疑者を検挙し、「アクセス」を解体させたことは、非常に大きな成果である。引き続き、警視庁がリーダーシップを発揮して、こうした犯罪組織の壊滅に取り組んでいただきたい。」旨の意見があった。
警視庁から、住吉会関係者らによる詐欺事件被疑者の検挙について報告があった。
警視庁から、令和7年秋の人事異動日程について報告があった。また、国家公安委員会に対する地方警務官の任免同意に係る人事案件等について説明があり、決裁した。
警視庁から監察業務について報告があった。
警視庁から、出会い系サイト規制法に規定する行政処分の処分基準の改定について報告があり、決裁した。
警視庁から、住吉会傘下組織代表者らに対する再発防止命令について報告があり、決裁した。
主席聴聞官等から、車両の使用制限命令並びに風俗営業等の許可取消し及び営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。
警視庁から、国家賠償請求訴訟判決を受けて発足した検証チームの検証状況等について報告があった。
委員から、「検証に当たっては、秋霜をもって取り組んでいただきたい。また、その進捗状況については、今後の予定も含めた詳細な報告をいただきたい。」旨の意見があった。
警視庁から、警察庁への職員の派遣について報告があった。
警視庁から、パーキング・メーター等管理業務委託に係る公安委員会が認める法人の承認について報告があり、決裁した。
犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案6件について裁定した。
警視庁から、警察宛て苦情の処理結果について報告があった。
行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。
公安委員会に対してなされた個人情報の保護に関する法律に基づく開示請求について報告があり、決裁した。
公安委員会宛て苦情について審議の上、6件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。