東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和6年10月18日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、
刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、
東京都警察情報通信部長、交通総務課長、警備第一課長、
留置管理第一課長、聴聞官、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)警察職員等の援助要求について

委員長から、警察法第60条第1項に基づき、埼玉県公安委員会、長野県公安委員会及び山梨県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について、埼玉県公安委員会については令和6年10月11日、長野県公安委員会及び山梨県公安委員会については同年10月16日、他の委員の同意を得た上で、東京都公安委員会運営規則第5条の規定により委員会の権限を行使し、派遣を決定した旨の報告があった。

(2)令和6年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢について

警視庁から、令和6年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢について報告があった。
委員から、ランサムウェア被害の防止対策及び生成AIを利用した犯罪例等について質問があったほか、「技術の進歩に伴いサイバー空間をめぐる脅威も高まっている。今後も関係部門が連携して、各種対策を進めていただきたい。」旨の意見があった。

(3)第54回全国白バイ安全運転競技大会の出場結果について

警視庁から、第54回全国白バイ安全運転競技大会の出場結果について報告があった。
委員から、女性白バイ隊員の人員及び白バイ隊員のキャリアパス等について質問があったほか、「警視庁の威信を高める素晴らしい成績であった。引き続き、平素の訓練に励み、交通違反取締りはもとより困難を極める災害現場等であっても、高度な運転技能を発揮していただきたい。」旨の意見があった。

(4)現場に即応できる学生の育成について

警視庁から、現場に即応できる学生の育成について報告があった。
委員から、ロールプレイング方式の訓練実施上の留意点について質問があったほか、「大変良い取組である。想定事例を増やすなどして、更に訓練を充実させていただきたい。」旨の意見があった。

(5)東京都道路交通規則の一部を改正する規則について

警視庁から、東京都道路交通規則の一部を改正する規則について報告があり、決裁した。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令及び風俗営業等の営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。

(8)令和6年度警視庁留置施設視察委員会委員との意見交換会の事前報告及び留置施設の統合運用について

警視庁から、令和6年度警視庁留置施設視察委員会委員との意見交換会の事前報告及び留置施設の統合運用について報告があった。

(9)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、千葉県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。

(10)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について、裁定した。

(11)公安委員会に対する個人情報の保護に関する法律に基づく開示請求について

警視庁から、公安委員会に対する個人情報の保護に関する法律に基づく開示請求について報告があり、決裁した。

(12)公安委員会に対する東京都情報公開条例に基づく開示請求について

警視庁から、公安委員会に対する東京都情報公開条例に基づく開示請求について報告があり、決裁した。

(13)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、3件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

  • 警視庁のホームページへ
  • 東京都のホームページへ