東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和6年9月20日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、
刑事部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、東京都警察情報通信部長、
生活安全部参事官、警備第一課長、暴力団対策課長、公安第二課長、
人身安全対策課長、少年育成課長、聴聞官、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)警察職員等の援助要求について

委員長から、警察法第60条第1項に基づき、沖縄県公安委員会及び島根県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について、令和6年9月12日、他の委員の同意を得た上で、東京都公安委員会運営規則第5条の規定により委員会の権限を行使し、派遣を決定した旨の報告があった。

(2)令和7年春における管理職ポストの設置に伴う組織整備について

警視庁から、令和7年春における管理職ポストの設置に伴う組織整備について報告があった。

(3)警察共通基盤システムの移行状況と課題

警視庁から、警察共通基盤システムの移行状況と課題について報告があった。
委員から、システムの利便性等について質問があったほか、「システムの運用開始に当たっては、職員の操作スキル向上に万全を期していただきたい。」旨の意見があった。

(4)警備艇の活動について

警視庁から、警備艇の活動について報告があった。

(5)サイバー攻撃の情勢と対策

警視庁から、サイバー攻撃の情勢と対策について報告があった。
委員から、企業等がランサムウェアの被害に遭わないための対策及び警察庁サイバー特別捜査部との連携等について質問があったほか、「アウトリーチ活動等の民間事業者等を対象とした訓練やセミナーは大変重要である。引き続き、関係部門が連携して、実効性のある取組を進めていただきたい。」旨の意見があった。

(6)刑法の一部改正に伴う「特定異性接客営業等の規制に関する条例・施行規則」の改正について

警視庁から、刑法の一部改正に伴う「特定異性接客営業等の規制に関する条例・施行規則」の改正について報告があり、決裁した。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)住吉会傘下組織組員に対する再発防止命令について

警視庁から、住吉会傘下組織組員に対する再発防止命令について報告があり、決裁した。

(9)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案1件について、裁定した。

(10)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。

(11)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく警告の実施について

警視庁から、「申出人を元交際相手と思い込み、口頭警告に従わず葉書を送付した者ほか89名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から警告を実施した。」旨の報告があった。

(12)ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づく禁止命令等の実施について

警視庁から、「コンセプトカフェの店員に好意を抱き、禁止命令の有効期間満了後に、再び、勤務先に押し掛けた者ほか89名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から禁止命令等を実施した。」旨の報告があった。

(13)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、佐賀県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。

(14)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、福井県公安委員会及び福島県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。

(15)警察官の派出について

警視庁から、第214回国会(臨時会)の召集に伴う警察官の派出予定について報告があり、決裁した。

(16)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、3件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

  • 警視庁のホームページへ
  • 東京都のホームページへ