東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和6年8月9日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、
刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、
東京都警察情報通信部長、警務部参事官、総務部参事官(企画課長)、
警備第一課長、公安第三課長、聴聞官、犯罪被害者支援官、
総務部理事官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)令和6年上半期における特殊詐欺等の概況について

警視庁から、令和6年上半期における特殊詐欺等の概況について報告があった。
委員から、検挙件数や検挙人員が減っている理由や、犯行グループの首魁について質問があったほか、「アポ電の入電種別で携帯電話の割合が増加していることに関し、何らかの広報・啓発活動等が必要ではないか。また、ネットバンキングからの振込によって高額被害となり易いことに関し、金融機関に対して振込上限額の設定方法について、協力依頼ができないか。さらに、ロマンス詐欺に関し、海外の捜査機関等との連携も今後益々重要になると思う。」旨の意見があった。

(2)令和6年秋の全国交通安全運動の推進について

警視庁から、令和6年秋の全国交通安全運動の推進について報告があった。
委員から、電動キックボード利用者のヘルメット着用率や、都立高校で実施している自転車通学を認める条件としてヘルメットの着用を加えたことの効果について質問があったほか、「運動重点に関し、先般とりまとめた令和6年上半期の交通事故発生状況の分析結果を踏まえ、高齢者に対する注意喚起等についても十分留意していただきたい。」旨の意見があった。

(3)生活安全業務管理システムの運用開始について

警視庁から、生活安全業務管理システムの運用開始について報告があった。
委員から、アクセス権を含めたシステムの概要について質問があったほか、「業務の合理化・効率化を推進する一方で、運用開始に当たり、情報セキュリティ上の抜け漏れ等がないよう万全を期していただきたい。」旨の意見があった。

(4)人事案件について

警視庁から、国家公安委員会に対する地方警務官の任免同意に係る人事案件について報告があり、決裁した。

(5)監察案件について

警視庁から、監察業務について報告があった。

(6)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、沖縄県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。

(7)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令並びに風俗営業等の許可取消し及び営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(8)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、大阪府公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。

(9)刑法の一部改正に伴う条例改正について

警視庁から、刑法の一部改正に伴う条例改正について報告があり、決裁した。

(10)犯罪被害者等給付金の裁定及び仮給付について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案3件及び仮給付事案1件について、裁定及び決定した。

(11)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。

(12)警察宛て苦情処理結果について

警視庁から、警察宛て苦情の処理結果について報告があった。

(13)公安委員会に対する個人情報の保護に関する法律に基づく開示請求について

警視庁から、公安委員会に対する個人情報の保護に関する法律に基づく開示請求について報告があり、決裁した。

(14)公安委員会に対する東京都情報公開条例に基づく開示請求について

警視庁から、公安委員会に対する東京都情報公開条例に基づく開示請求について報告があり、決裁した。

(15)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、11件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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