令和6年6月28日(金) 午前10時00分~
瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)
警視総監、副総監、総務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、
刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、
東京都警察情報通信部長、警務部参事官、地域総務課長、警備第一課長、
暴力団対策課長、人身安全対策課長、聴聞官、犯罪被害者支援官、
訟務課管理官
警視庁から、捜査用似顔絵の現状について報告があった。
委員から、「先端技術を活用した捜査が行われる中で、伝統的な捜査手法である似顔絵捜査が多くの捜査員にしっかりと伝承され、かつ、被疑者検挙にも結びついており、非常に良いことである。是非、こうした捜査手法についても大切にし続けてもらいたい。」旨の意見があった。
警視庁から、副業サイト利用者を標的とする特殊詐欺事件被疑者らの検挙について報告があった。
委員から、「本件については、関連被疑者も多く、大変な捜査だと思うが、この種の違法行為を企図する犯罪グループに対して警鐘を鳴らす意味でも、事件の全容解明に努めていただきたい。また、サイバー空間のパトロールにおいて、このような副業サイトにも留意していただきたい。」旨の意見があった。
警視庁から、令和6年度通信施設整備について報告があった。
委員から、「通信施設の整備に当たっては、様々なセキュリティ上のリスクについても、必要な対策を講じながら取り組んでいってもらいたい。」旨の意見があった。
警視庁から、監察業務について報告があった。
警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、福井県公安委員会及び福島県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。
主席聴聞官等から、車両の使用制限命令及び風俗営業等の営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。
警視庁から、住吉会傘下組織代表者に対する請求妨害防止仮命令について報告があり、決裁した。
警視庁から、他県公安委員会による意見聴取の結果について報告があった。
警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、石川県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。
警視庁から、犯罪被害者等給付金の支給についての裁定に係る審査基準の改正について報告があり、決裁した。
犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案 2件について裁定した。
警視庁から、「元交際相手に復縁を求める内容の手紙を郵送した者ほか119名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から警告を実施した。」旨の報告があった。
警視庁から、「交番勤務中の申出人を携帯電話で撮影しながら追随したり、申出人の勤務先に電話を掛け申出人に代わるよう要求した者ほか124名に対して、ストーカー行為等の規制等に関する法律に基づき、警視総監等から禁止命令等を実施した。」旨の報告があった。
行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。
公安委員会宛て苦情について審理の上、3件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。
警察法第43条の規定に基づき、東京都公安委員会委員長の互選を行い、瀨道明委員が委員長に選任された。また、東京都公安委員会運営規則第9条の規定に基づき、伊藤秀樹委員が委員長代理に指名された。