東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和6年5月24日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、交通部長、警備部長、地域部長、公安部長、
刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、
東京都警察情報通信部長、警務部参事官、生活安全総務課長、聴聞官、
犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)運転免許手続の予約制導入後3か月における情勢について

警視庁から、運転免許手続の予約制導入後3か月における情勢について報告があった。
委員から、「本制度を導入するに当たり、都民の方々にどの程度浸透するのか留意していたが、免許更新では更新者の約94%が事前予約をしており、それにより混雑緩和と待ち時間の縮減につながったということで、大変結構なことである。アンケート結果でも好意的な受け止めが多いのは、社会全体がWEB予約に慣れてきたということであり、今後、この種のやり方を検討するに当たって、参考にすべきである。」旨の意見があった。

(2)重要経済安保情報保護活用法の概要について

警視庁から、重要経済安保情報保護活用法の概要について報告があった。
委員から、「この法律は、我が国産業界の国際競争力を高める上でも必要な法律であり、警察としては、その適正な運用に努めるとともに、違法行為に対する取締りの観点から、しっかりと対応していく必要がある。」旨の意見があった。

(3)第22回東京都知事選挙違反取締本部の設置等について

警視庁から、第22回東京都知事選挙違反取締本部の設置等について報告があった。
委員から、「前回、つばさの党に対する捜索差押えや逮捕等について報告を受けたが、本選挙運動期間中も、その動向には留意するとともに、模倣犯が現れる可能性もあるので、適切に対応していただきたい。」旨の意見があった。

(4)街頭防犯カメラシステムデータの活用報告について

警視庁から、「街頭防犯カメラシステムの令和6年1月から同年3月におけるデータの提供数は、192件であった。提供した事案は、歌舞伎町地区等の繁華街における窃盗、性犯罪、暴行・傷害、道路交通法違反等である。」旨の報告があった。

(5)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案2件について裁定した。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)監察案件について

警視庁から、監察業務について報告があった。

(8)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続について報告があり、決裁した。
加えて、国賠訴訟事案について報告があった。

(9)公安委員会に対する東京都情報公開条例に基づく開示請求について

警視庁から、公安委員会に対する東京都情報公開条例に基づく開示請求について報告があり、決裁した。

(10)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、5件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

  • 警視庁のホームページへ
  • 東京都のホームページへ