東京都公安委員会 Tokyo Metropolitan Public Safety Commission

定例会議の開催状況

1 日 時

令和6年3月15日(金) 午前10時00分~

2 出席者

廣瀨委員長、伊藤委員、江口委員、木村委員、関根委員 (公安委員会補佐官)

警視総監、副総監、総務部長、交通部長、警備部長、地域部長、
公安部長、刑事部長、生活安全部長、組織犯罪対策部長、警察学校長、
東京都警察情報通信部長、警務部参事官、交通総務課長、警備第一課長、
公安総務課長、公安第二課長、捜査第三課長、聴聞官、犯罪被害者支援官、訟務課管理官

3 議事の概要

(1)小型無人機係の設置について

警視庁から、小型無人機係の設置について報告があった。
委員から、「先端技術の利用拡大に伴い、ドローンの活用領域も、今後、ますます広がっていくものと思われる。高度な専門性を有する小型無人機係を新たに設置することで、防御と活用の両面から更なる高度化を目指し、警戒警備に万全を期していただきたい。」旨の意見があった。

(2)令和5年中における地域警察官の検挙状況について

警視庁から、令和5年中における地域警察官の検挙状況について報告があった。
委員から、「地域警察官による積極的な職務質問により、重要事件を引き起こしかねない凶器携帯被疑者を多数検挙するなど、適切に対応していただいている。なお、たとえ検挙には結びつかなかったとしても、街頭活動中の制服警察官の姿を見せるだけで、地域住民に安心感を与え、相当な効果があると思う。この点は、ぜひ、認識しておいていただきたい。」旨の意見があった。

(3)爆発物等対策について

警視庁から、爆発物等対策について報告があった。

(4)「トー横」における不良少年による医薬品医療機器等法違反(授与)事件被疑者の検挙について

警視庁から、「トー横」における不良少年による医薬品医療機器等法違反(授与)事件被疑者の検挙について報告があった。

(5)機動隊の魅力づくりについて

警視庁から、機動隊の魅力づくりについて報告があった。
委員から、「歴史と伝統ある機動隊の重要性に鑑みると、これは非常に大事なことで、とても良い試みであり、今後希望者が増えてくれたらよいと思う。機動隊での勤務を終え、他所属へ異動する際にメリットがあることも重要であるが、機動隊の勤務自体に他部門では経験できない大きなやりがいと魅力があることも、ぜひ伝えるようにしていただきたい。」旨の意見があった。

(6)意見の聴取等の主宰結果について

主席聴聞官等から、車両の使用制限命令及び風俗営業等の営業停止に係る聴聞並びに運転免許の取消し等に係る意見の聴取等について報告があり、決裁した。

(7)デジタル社会形成基本法等の一部を改正する法律施行に伴う関係規程の整備等について

警視庁から、デジタル社会形成基本法等の一部を改正する法律施行に伴う関係規程の整備等について報告があり、決裁した。

(8)警視庁における令和5年中の特定秘密の保護措置及び適性評価の実施状況について

警視庁から、警視庁における令和5年中の特定秘密の保護措置及び適性評価の実施状況について報告があった。

(9)警察職員の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、石川県公安委員会から東京都公安委員会になされた援助の要求について報告があり、決裁した。

(10)警察職員等の援助要求について

警視庁から、警察法第60条第1項に基づき、東京都公安委員会から関係県公安委員会に対して、警察職員等の派遣を求める援助の要求について報告があり、決裁した。

(11)犯罪被害者等給付金の裁定について

犯罪被害者等給付金の支給等による犯罪被害者等の支援に関する法律に基づく裁定事案2件について裁定した。

(12)争訟事案について

行政不服申立事案について、審理の上、裁決した。
また、行政不服申立事案の審理手続及び行政訴訟事案について報告があり、決裁した。

(13)公安委員会に対する個人情報の保護に関する法律に基づく開示請求について

警視庁から、公安委員会に対する個人情報の保護に関する法律に基づく開示請求について報告があり、決裁した。

(14)東京都公安委員会が保有する公文書の廃棄について

警視庁から、東京都公安委員会が保有する公文書の廃棄について報告があり、決裁した。

(15)公安委員会宛て苦情の処理等について

公安委員会宛て苦情について審理の上、1件について通知内容を決定した。
また、公安委員会宛て苦情の受理等について報告があった。

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